湯治場として有名な伊香保の歴史は古く、たくさんの温泉客でにぎわってきました。
そのシンボルとして知られているのが、まるで天まで続いているような石段です。
現在では365段もあるい石段の両脇には、風情豊かな構えのお店が軒を連ね、浴衣姿の人々も行き交っています。
石段には約400年の歴史があり、その一部には、この地を愛したことで知られる歌人・与謝野晶子の詩『伊香保の街』が彫り込まれています。
「365日にぎわってほしい」という願いが込められ、頂上の伊香保神社まで365段になっているのです。
渋川市では伊香保石段街ライブカメラの映像も見ることができます。
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kankou/ikahoonsen/streetsofikaho/p000210.html
息を切らしながら石段を登り、頂上へ。石段のいたるところにある段数の表示が、石段を上る人の励みにもなっているそうです。
頂上の「伊香保神社」は、825年(天長2)年、現在の渋川市有馬地区に建てられ、平安時代以降に伊香保へ移築されたという歴史深い神社です。
縁結びと子宝にご利益があるといわれています。
伊香保神社の境内を通り、湯元通りを南へ行くと「河鹿橋」に到着します。
写真は紅葉の名所として有名な伊香保温泉の湯元付近にある「河鹿橋」。
寒暖の差が激しいため、カエデやクヌギ、モミジなどがひときわ鮮やかに色づきます。
伊香保温泉随一のフォトスポットです。
色とりどりの紅葉が織りなす幻想的な河鹿橋。
秋にはライトアップも行われ、人気の観光スポットになっています。
紅葉ライトアップはとっても人気が高く、平日でも沢山の人が訪れています。雨の日でも傘をさして訪れている人も。
榛名山や榛名湖の紅葉も楽しめます。
温泉街よりも標高が高く、初秋のころから見頃を迎えます。
晩秋の紅葉は渋川総合公園へ。
上ノ山公園ときめきデッキから渋川市街を一望すると
眼下に一面の紅葉が広がります。
紅葉を楽しんだら、露天風呂でゆったりしたひとときをお過ごしください。