冬から春へ、今月は旬の食材を使い
この季節ならでは、の美味しいお料理をご用意しました。
石巻産相奈女は、昆布締めにしてお造りにいたしました。
そのままでも十分美味しいですが、昆布締めにすると
深みが広がりまた別格です。昆布と魚、海の中で共存する
二つの食材のハーモニーでしょうか。
お酒には、昨年十数年ぶりに復活した西田酒造さんのにごり酒
「田酒 純米吟醸 生 うすにごり」。
新酒の生らしいフレッシュ感に、にごり特有の滑らかさ。
御造りと合わると、ぐっとくる味わいに嬉しくなりました。
もう一品は、紀州産の太刀魚を使ったムニエルです。
太刀魚の特徴のある風味に、特製の「うすい豆ソース」を
合わせ、お互いの風味を殺さずも、よりマイルドで春らしく
創り上げた一品です。
豆乳がベースとなったうすい豆の優しい味わいに合わせ
エレガントなソーヴィニヨンブラン
「レ・ザルム・ドラ・グランジュ」をコーディネイト。
「レ・ザルム」とは、シャトーの池に咲く白い花のことを言います。
ハーブの香りが個性的なワインはまさに春らしい1本です。
冬から春へ、心が温まる今月のマリアージュをぜひお楽しみください。